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『LIFE SHIFT ライフシフト』100年時代の人生戦略

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はじめに

 近年、「人生100年時代」という言葉を耳にする機会が増えました。
これは平均寿命や健康寿命が延びていることにより、今後100歳まで生きるのが当たり前になるという考え方が広まっているからです。
単に平均寿命が延びただけではなく、生き方や働き方、学び方などの多様性が増してきたことで、これからの100年時代の波に乗るために、準備を今からでも始めるのが重要ということを意味しています。

本書では100年時代という長い生涯をどうデザインするべきかということが書かれています。時間の使い方やお金に対する考え方、お金に換算できない資産や未来の人間関係など様々な視点の内容となっていますので、将来に対する漠然とした不安を感じている方、未来の可能性を広げたいと考えている方はぜひ読んでもらえたらと思います。

こんな人にオススメ!

学び続ける姿勢や健康管理、資産形成など長い人生を豊かに過ごすための取り組みについて知りたい人。

将来のライフプランについて改めて考え直し、行動したい人。

なおすけ

本書の内容を私なりの解釈で部分的ですがまとめてみました!

目次

日本語版への序文

序章 100年ライフ
-オンディーヌの呪い
‐100年ライフでなにが変わるか?
-あなたの100年ライフをつくる本

第1章 長い生涯
-長寿という贈り物
-平均寿命は今後も延びる
-健康な期間が延びる

第2章 過去の資金計画
-教育・仕事・引退モデルの崩壊
-ジャック‐3ステージの人生の世代
-ジミー‐3ステージの人生が軋む
-ジェーン‐3ステージの人生が壊れる
-3ステージ型仕事人生に別れを

第3章 雇用の未来
-機械化・AI後の働き方
-新しい産業とエコシステム
-雇用なき未来がやって来る?
-仕事の未来はどうなるのか?
-ジェーンへの助言

第4章 見えない「資産」
-お金に換算できないもの
-人生の「資産」を管理する
-1 生産性資産
スキルと知識
仲間
評判
-2 活力資産
健康-脳は鍛えられる
バランスの取れた人生
自己再生の友人関係
ジャックの無形の資産
3ステージの人生で失われるバランス
-3 変身資産
自分についての知識
多様性に富んだネットワーク
新しい経験に対して開かれた姿勢

第5章 新しいシナリオ
-可能性を広げる
-ジミーが送ってきた人生
       ‐3・0シナリオ       
‐3・5シナリオ
‐4・0シナリオ
‐ジェーンの人生のシナリオ
‐ジェーンの4・0シナリオ
‐5・0シナリオ
‐ジェーンとほかの世代の決定的な違い

第6章 新しいステージ
‐選択肢の多様化
‐若々しさ
‐エクスプローラー
‐インディペンデント・プロデューサー
‐ポートフォリオ・ワーカー
‐移行期間

第7章 新しいお金の考え方
‐必要な資金をどう得るか
‐数字のつじつまを合わせる
‐お金に関する自己効力感
‐お金に関する自己主体感

第8章 新しい時間の使い方
‐自分のリ・クリエーションへ

‐時間の使い方は社会が決める
‐100年ライフの時間配分
‐新しい余暇の過ごし方

第9章 未来の人間関係
‐私生活はこう変わる

‐家庭
‐仕事と家庭

終章 変革への課題
‐自己意識
‐教育機関の課題
‐企業の課題
‐政府の課題

本書より引用

本書のポイント

働き方の常識が変わる
 これまでの人生モデルでは「教育→仕事→引退」という3ステージの生き方が主流でしたが、平均寿命が延びることにより引退までの期間が長くなり、相対的に2番目の仕事のステージが長くなってきます。
これにより働き方に対する考え方が長期的なものになり、これからを生きていく人たちは生涯にもっと多くのステージを経験するようになります。選択肢を増やした考え方は、もっと自分らしいと思える人生の道筋を描くようになり、同世代の人が同じようなキャリアを選ぶという今までの常識が過去のものとなっていきます。

一見すると魅力的に見えることではありますが、平均寿命が延びればそれだけの生活資金が必要になり、お金を得るためには仕事のステージを長くするしかありません。仕事のステージを長くすればするほど、生産性や活力などの金銭以外の資産に悪影響がおよぶ可能性があります。健康面や家族、パートナーとの関係の維持はこれまで以上に必要になっていき、知識やスキルを劣化させることなく柔軟な働き方を続けていくことが求められます。

これまでの3ステージの人生を前提とした考え方ではこれらを維持し続けることは困難になっていきます。長い人生の中で多くの期間を占める仕事を、活力と創造力にあふれるものにするためには新しい人生の設計をすることが必要となってきます。


自分自身の見えない「資産」を管理する
 資産といわれると貯金などお金のことを指すことが多いですが、家族や友人との人間関係、高度なスキルや知識、肉体的にも精神的にも健康な身体なども無形の資産として重要な価値があります。
これらを資産と考えることは普段あまりないかもしれませんが、長い人生を生きていくにはお金などの有形の資産に負けず劣らず、自身の無形の資産を把握し、管理することが課題となります。

知識が豊富な友人のネットワークを持つことにより、働き方や生き方を変えたりキャリアの選択肢を広げることができます。自身の病気や家庭での生活がうまくいかないことによりストレスを感じると、仕事での活力や創造性が減ってしまうことも考えられます。
高度なスキルや知識は有形の資産を形成するのに必要不可欠です。
有形と無形、両者の資産のバランスをとることで相乗効果を生み出し、よりよい人生を生きることができます。


自身のリ・クリエーション(再創造)に時間を使う
 100年ライフを生きていくためには無形の資産を充実させていくことも重要になってきます。余暇の時間を活力の源となる友人や家族の時間、健康のために運動をする時間、新しく教育を受けスキルの再取得などに時間を使うことは不可欠です。

今までのレクリエーション(娯楽)、テレビを見たり、買い物をしたり、旅行に行ったりなど時間を消費する活動から、自分自身のリ・クリエーション(再創造)、無形の資産を充実させるために時間を投資しなくてはなりません。

なおすけ

娯楽の時間もリフレッシュして活力を得るために必要!
少しずつでいいからスキル取得の勉強や健康のための運動、家族や友人との
関係を保つために時間を使おうってことですね!

感想・学び

 私は今現在30代ではありますが、親の世代を見て育った中で当然のように自分も「教育→仕事→引退」の3ステージの人生を歩んでいくものだと考えていました。
本書を読むまでどこか他人事のように感じていましたが、すでに定年までの期間は親の世代と比べてもどんどん延び、仕事のステージは今後も長くなっていくことでしょう。

本書でも書かれている通り、平均寿命が延びていることに対する社会的な変化や適応はまだまだ不十分な部分は多いですが、まずは私たち個人レベルでできることを考えてこれからの長い人生に向けて準備をしておくことが大切だと感じました。

貯金や積立投資などお金のこと、これまで経験したことのない分野やこれから出てくるであろう最新のテクノロジーに対するスキル。転職や副業などを通した新しい働き方の模索などの有形、無形の資産を形成していくことが、今後の行動方針の1つになるかなと思います。

これらの資産は一朝一夕に身につくものではなく、長い目線での資産形成の期間が必要になるので、まずは自分でできる範囲のものから少しづつ継続してやっていきましょう。

これからの人生が長いものと考えると、やりたかったことやあきらめていた夢などを叶えるための時間がまだまだあるともいえます。急に変わるのは難しいですが、長寿化によりチャレンジする機会が増えることは喜ばしいことでしょう。

長生きしてよかった!と心から思えるように、これからも頑張っていこうと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。